古い過去記事引っ張り出すけど
将棋について初心者クラスの(自称11級)の化学者が、チェスソフトの手法をベースに本業である化学反応の制御理論を応用して作ったのが、ボナンザというソフトで、これが非常に画期的なことだったんですが、、、
同じように裁量トレードへたくそな人間でも、多少プログラムの知識があれば何とかなるのではないか? と開発始めたのが、自作シストレツール SU/CAR-STAP-cells なんですが、、、(まだまだ未完成です)
ボナンザにおける「化学反応の制御理論を応用」にあたるのが、「R言語活用などの統計学的手法の応用」になるかと思いますが、まあ、そちらの方も本業ではなく、とっつきにくいR言語と格闘しながらえっちらおっちら進めている状況です
ボナンザが既にトッププロの棋士と互角に近い実力になっていることに比べれば、SU/CAR-STAP-cellsはまだまだ全然ですが、少なくとも作者の裁量トレードよりは成績ははるかによいので、開発はここまでうまく行っていると思いたいです、、、
で、ここでボナンザに触れるのはやはりその開発アプローチとして「作者が将棋に詳しくないのをどうするか?」という点で、非常に面白いのではないかと、、、
wikiによれば、ボナンザがやっているのは
を最小にするパラメータvを最適化問題として探す最小値問題をJをvで偏微分をとり、勾配ベクトルに沿って確率的勾配降下法で下っていくってことらしいw
正直5%くらいしか理解できてない私が細かく説明すると間違うでしょうから、ここでやめますが、とにかく、将棋に詳しい人がこの数式の意味を知ったところで、決して将棋の棋力が上がるわけないということは確かだと思う
ものすごく乱暴に書けば
- ボナンザもボナンザの作者も将棋のことは何も考えていない
- 将棋が強くなることと等価であろう何らかの数学的な問題に置き換える
- 数学的な手法による計算でひたすらその問題を解く
という方法(ボナンザメソッド)で、強い将棋プログラムができた
ということだと理解してます
同じように乱暴に書けば
まあ、うまくやらないと単なるカーブフィットマシンになりそうなんですが、そんなにガシガシコンピューター任せにしているわけではないし、最近はできてしまったストラテジーに対して、それなりに統計学的な理屈なりモデルなりで理解して使っているので、、、
(平均への回帰とか、量子力学的な揺らぎとかw 自己流なんちゃってですが)
ここまで退場せず運用してきましたので一応うまくいってるとしますが、今後もずっとうまくいくかはわかりませんし、ここでいろいろ説明しても読んでる方にはさっぱり???だとは思うのですが、、、
まあ、こんなブログがあってもいいのではないかと
※株トレードのことは何も考えていない
⇒ヒストグラムや確率密度関数は描かせるけどチャートは書かないし見もしないw
実に無謀です あはは でも本気です 困ったことに