その商売がどのようなビジネスモデルなのかを理解すると未来が見えてくるかもしれません
家庭用のインクジェットプリンターというのがあります 私も昔ある大企業に勤めていたときは、プリント業界にいましたので、仕事上その動向は気になっていました
家庭用のインクジェットプリンターの価格はかなり下がりました
流石に原価割れはしないとは思いますが「これで利益出るのだろうか?」という値段です
種を明かせば、インクジェットプリンターでは利益が出なくても、交換インクカートリッジで利益が出ればよいというビジネスモデルだったのです
- イニシャルコストを抑え、ユーザーフレンドリー
- ランニングコストはしっかりいただく
まあ、別にいい悪いの問題ではないと思います
で・・・・
キャノンだったと思いますが、交換インクカートリッジがバカ高いのです
理由はバブルジェットプリントヘッドとインクタンクが合体してるせいもあります
ヘッドが壊れて修理とかなるとサポートが大変なので、交換インクカートリッジと一緒にバブルジェットヘッドも新品に交換して貰おうと・・・
プリント業界にいたころは「キャノンはずるいなぁ」とか思っていましたが・・・
で、そこに別のビジネスモデルで、割り込む業者が現れます
インク補充キットなるものを安価で売る業者です
要は
- バブルジェットヘッドは交換しなくてまだ使えますよ
- インクだけ補充すれば安上がりですよ
って・・・
まあその通りです
自分もキャノンの一番安いプリンターを持っていましたが、インクが切れたときこのインク補充キットを買いました
キャノンは「純正インク以外は保証しません」とアナウンスしてましたが、普通に問題なく印字できました(ただ詰め替え時手は汚れましたw)
それに・・・
よく考えたら・・・
- 純正インク以外は保証しませんって
- 純正インク以外だとバブルジェットプリントヘッドが故障する可能性がある
- なるほど・・・
- って、インク切れたらヘッドごと交換するやん!
ってことで、キャノンの主張はおかしい・・・んですが・・・
結局、これは訴訟になりました
その時、キャノンが主張したのが「ビジネスモデル」でした
- プリンターを安くで販売し
- インクカートリッジで利益を出すビジネスモデルなので
- インク補充キットは認められない!
とかいう主張でしたたぶん・・・
訴訟の結果は記憶にありませんが、その後はキャノンよりエプソンのインクジェットプリンターの方がシェアを伸ばしたように記憶してます
まあ、全然シストレに関係ない話から始まりましたが・・・
気にしているのはイザナミのビジネスモデルです
- 永久ライセンス料を払うと
- 永久に株価データの配信が受けられる
というビジネスモデルになっています
システムトレードの達人だと
- 永久ライセンスはない
- イニシャル費に1年分の株価データアクセス権がつく
- 2年目からは株価データアクセス権を購入する(そんなに高くない)
というビジネスモデルです
明らかにユーザーにとってはイザナミの方がお得です
15年使えば(大雑把な計算です)株価データアクセス権だけでもイザナミは元を取れます
しかし・・・
株価データアクセスにもコストがかかります
それをイザナミ運営側が肩代わりしてます
イザナミの永久ライセンス払った人からは一切お金が運営サイドに落ちません
運営サイドは別のところで利益を上げる必要があります
それがストラテジー販売では?
勿論、そのストラテジーが優秀で購入した人がトレードで利益を上げられれば何も問題ありません
しかし実際はなかなか・・・下はあるストラテジーのグラフです
上記はあくまでバックテスト結果であり、今後も同じパフォーマンスになることを保証するものではないことをあらかじめご了承ください。
イザナミ開発元)に売買ルール内容をご確認いただき、「良質な売買ルール」 として公認されたルールなので、安心してご利用いただくことができます。
もちろん、儲かっているストラテジーもあるんですが・・・
ストラテジーを買ったら自分でカスタマイズすべき そのままでは使い物にならない
ストラテジーの中身を理解して自分で勉強すべき・・・
と多くのシステムトレーダーが警鐘をならしますが・・・
販売サイドのHPでは、そんなことは書いてないような・・・
なんかその辺が気になるので・・・ほんとに・・・
要はもうからないストラテジーを購入した人が払ったお金の一部は先人の株価データーアクセス権代金になるビジネスモデルと言ってみるテスト
なんかこの辺が気になるのです・・・困ったことに・・・
クラウドタイプのシストレツール販売にもいろいろあるとは思う(実際¥15000/月は高いです)のですが、どうしてもこのストラテジー販売が気になるので・・・
実際過去のストラテジーのバックテスト&フォワードテストをHPに掲載し続ける必要があるため、ユーザーがどんなに要望してもイザナミのちょっと変な仕様は直せないのです
未だストラテジー販売がないプラットフォームなら、おかしな仕様は将来修正されていく可能性があります(少なくともモード切り替えスイッチを設ければよい)
シストレのプラットフォームを利用して利益を上げるには4つの方法があります(もっとあるかもしれませんが)
- プラットフォーム自体を売る
- プラットフォームを利用しトレードする
- プラットフォームで稼働するストラテジーを売る
- プラットフォームで稼働するストラテジーの作り方を教える
この中で、3はいろいろ難しいのではないかと(儲かるけど恨まれる)
あと4は2,3どっちの人に教えるのか・・・
まあ変なこと書きすぎなんですが、既に多くの市販済みストラテジーを抱えるプラットフォームはちょっと素直に推せないんです
だってそのために修正できる仕様が修正できないのですから・・・
イザナミの(初心者に対する)ストラテジー販売の基本姿勢はこうなるでは?
- とりあえずイザナミ無料で試せるのでDLして弄ってみる
- 簡単には2000年からずっと右肩上がりのストラテジーは作れない
- ストラテジーは販売されているのに気づく
- バックテストグラフがHPにあるが素晴らしい!グラフ
- ほんとなの?
- 無料イザナミでもそのストラテジーは試せる
- 気になるストラテジーを購入して(数万円)試してみる
- 本当だ! これなら楽に儲かるぞ!
- 他の気になるストラテジーとセットでイザナミを購入
- 実運用で????あれれ儲からない
- イザナミユーザーのブログみると、勉強しろ、カスタマイズしろって
- 聞いてねえよ!買う前に教えろよ!( ;∀;)
気を悪くされた方がおられましたらすみませんm(_ _)m
追記)ユーザーの懐に優しい拡販ビジネスモデルはどこかに歪が出る