ボブ・ディランが突然エレキ持ってバンドを引き連れてツワーやったり・・・
逆に
レッド・ツェッペリンがコンサートでアコースティックギターでカントリー風の曲やったり・・・
まあコアなファンは批判したようですが・・・
人にはいろんな一面があって・・・
そんなに単純じゃないのですよ・・・
大卒2年目にやった仕事がこのR50の開発
そんなドラムマシンの中でも、このkawaiのR-50シリーズは抜群に地味で、
しかし抜群に操作性の良い隠れた名機なのだ。
またサイズもかさばらなくて、丁度良い。
そしてはっきり言って他の機材がただのバカに思えてしまう程の洗練された操作性は、
隠された知性を携えた素敵なインテリ野郎の如く。
自分は、機材の操作性に納得出来ないと、まともに使用する事が出来ない性質である。
左手で字を書く様なもどかしさ、もしくは太いマジックで字を書く様な単調さ、
そのどちらかである事が大半である中、
このR-50eはもしかしたら初めて、
しっくりと右手で書きやすいボールペンで字を書けたかもしれない。
という事でこれは自分的には今までのNo.1に認定。
ドラムマシンというものの面白さを改めて感じられる逸品である。
ここまで褒められると嬉しい
当時、商品企画課の要求を全部つっぱね、後輩のF君と2人で仕様を決めたけど
その操作性を作ったのは何を隠そう私なのです・・・
実際当時から評判もよかった
いろいろあって会社やめたけど・・・
いい思い出です
30年たってもこうしてネットで評判聞けるとは・・・(まあ記事は2009年ですけど)
人にはいろんな一面があって・・・
追記)操作性以外にも(当時としては)びっくりの仕様があって・・・
でも地味なんですよw これは自分のポリシーであって、表面からはわからないけど使っている人からは絶賛されるのが本物だと・・・・
当時、ヤマハからも同じ値段でドラムマシン出てたんですが、楽器店での聞き取り調査があって・・・
- 楽器店の店員に何も尋ねない人はヤマハを買う
- 店員に根掘り葉掘り聞く人はびっくりしてカワイを買う
で、売れ行きは五分五分
ということでした いい思い出です
実際いろんなドラムマシンを触ったことのある人が褒めてくれているので嬉しいです